【レトロゲーム】PC-98ゲームを実機でプレイする方法・トラブル解決法

コンピュータ・インターネット

昨今のレトロゲームブームのなか、PC-98専用ゲームを実機でプレイしてみたいというかたも多いのではないでしょうか。

SteamなどでPC-98ゲーをリスペクトしたものもみられますね。

Steam:VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action(nintendo switchでもプレイできます)

PC-98で動くゲームは正確には「OSにMS-DOSを使用しているNECのパソコン「PC-98」シリーズで動くゲーム」のことを指します。

今発売されている家庭用ゲームやWindowsゲームの中には、もとはPC-98用ゲームだったものが数多く存在します。つまり、一般受けする内容で、かつ、今遊んでも十分に面白く、楽しめるものなのです。

PC-9801(パソコンソフト) | 中古・新品通販の駿河屋

しかし、今更PC-98の情報を仕入れようと思いインターネットをのぞいてみても、PCゲームのことばかり。これでは、PC-98ゲーをプレイしようと思っても、何から初めていいのか、どうすればいいのかさっぱりわかりません。

さらに、DOSはWindowsに比べ操作が分かりづらく、初心者は手が出しにくいと思われます。

ここでは、PC-98の機種選びからよくあるトラブルの解決法まで幅広く解説していきたいとおもいます。

まずは機種選び

98DOSゲームをプレイするには、もちろん、NEC製「PC-98シリーズ」またはEPSON製「PC-98互換機シリーズ」が必須です。

エミュレータというプログラムを使い、他の機種でも98DOSゲームを動かすことができる場合がありますがここでは、上記2シリーズでの方法を説明致します。

NEC製”PC98-NX”シリーズは上記の”PC-98シリーズ”ではありません。NXでは98DOSゲームは動きません。ご注意下さい。

上記2シリーズをお持ちの方はもちろんそのマシンで98DOSゲームがプレイできます。上記2シリーズをお持ちでない方は新しく入手しなければいけません。

購入したり、譲ってもらったりして、なんとか入手してください。その際、ある程度のマシンスペックを満たしていたほうがゲームはストレスなくスムーズに進みます。

参考までに「これだけあれば大抵のゲームは大丈夫」というスペックを表示しておきます。

CPUi486SX(20MHz)以上
メモリ1.6MB(640+1024KB)以上
FDD2ドライブ(1ドライブでもよい)
HDD500MBあれば十分
サウンドNEC製PC-9801-86(86ボード)
その他ディスプレイ、バスマウス、MS-DOS(OS)
CPU

まずはCPUですが、アニメーションなどを多用するゲームやシミュレーションゲームなどでこの程度のCPUパワーが求められる場合があります。i486は目安ですが、Pentium以上になると、速すぎてゲームにならない場合があります。

RAM

メモリは最低1.6MB用意してください。基本的に640KBあれば大抵の98DOSゲームは動きます。が、メモリ管理などが必要となってきた場合、最低でも1MBの拡張メモリが必要となります。DOSではあまり大容量のメモリは必要なく、4MBもあれば十分でしょう。

FDD

FDD(フロッピーディスクドライブ)は最低でも1ドライブは必要です。98DOSゲームはフロッピーを媒体として提供されるため、インストールを行う際に必要なのです。また、初期のゲームではハードディスクにインストールできないものもあります。こういったゲームは2ドライブが必要な場合もあります。

HDD

HDD(ハードディスクドライブ)はなくても構わないのですが、フロッピーを頻繁に差し替えなくてはならないため、快適にプレイするという点では必須です。容量は1GBで十分です。98DOSゲームは大体1タイトル5~10MB、多いものでも30MBほどですので、1GBのハードディスクに何十本ものゲームがインストールできます。

サウンドボード

サウンドも快適に楽しくプレイするには必須のものです。98DOS用サウンドボードには「PC-9801-26」、「PC-9801-86」、「PC-9801-118」の3種類があり、この中でもっとも98DOSゲームに向いているものは「PC-9801-86」です。どのような98DOSゲームのサウンドも出すことが可能です。

ディスプレイ

ディスプレイは14インチがお手頃です。もっとも98DOSゲームに向いていると思われます。


PC-98用RGB→VGA変換ケーブルRGB 15ピン→VGA(D-Sub15ピン)COMON(カモン) RGBVGA-02

マウス

バスマウスは入手した98に合うものをお求め下さい。


PC-9801シリーズへUSBマウスを接続する変換機 USBMouse to PC9801BusMouse Comverter

オペレーティングシステム

最後にOSのMS-DOSです。MS-DOSにはバージョンがあり、ゲームのパッケージにはよく、「バージョン??以上」と書かれています。大抵は「バージョン3.3以上」か「バージョン5以上」であると思われます。現在98で使えるDOSでもっとも新しいものは「バージョン6.2」です。

機種98DOSゲームの可否備考
PC-8801以前不可PC-2000、PC-6000、PC-8000、PC-8800各シリーズ。
PC-9800シリーズ可能1986年10月に発売されたVX2以降を指す。以前は不可。
PC-98DO、DO+可能PC-98モードとPC-88モードを持つ。
PC-98XAやLT、HAなど不可(可能のものもある)PC-98の後に01がつかない機種は互換性が低い。
PC-H98シリーズ可能通称「Hyper98」。H98の256色は21の256色とは別。
PC-286、386、486、586可能EPSON製PC-98互換機。
PC-9821シリーズ可能「21専用」はこのシリーズでないと動かない。
PC98-NXシリーズ不可PC-AT互換機。

機種選びの注意点

「PC-9801」対応ゲームをプレイできる機種について説明してきましたが、98DOSゲームのすべてがPC-9801で出来るわけではありません。

主なものに「PC-9821専用」ゲームと「256色発色可能98専用」ゲームがあります。

前者の「PC-9821専用」ゲームは、PC-9801の上位機種にあたるPC-9821でしか動かないゲームのことを指します。

PC-9801に拡張ボード等の改造を施しても絶対にプレイは不可能です。21専用ゲームをプレイしたい方はPC-9821をお求め下さい。ただし、PC-9801より若干高値がついています。

また、後者の「256色発色可能な98専用」ゲームは、その名の通り、256色発色できる98専用のゲームです。

256色発色可能な98はというと、これまたPC-9821が当てはまります。ただ、PC-9801にも拡張ボード(グラフィックアクセラレータボード)を挿すことによって256色発色可能になります。こうした場合、PC-9801でも256色ゲームはプレイ可能です。

98DOSゲームマシンにするのであれば、DOSの説明書を見ながら、HDDをフォーマットしてDOSをインストールすれば終了です。

あとはゲームをインストールするだけでプレイできます。各ゲームの取扱説明書にHDDからの起動方法が書いてありますので参照してください。

DOSゲームをプレイするまで

MS-DOS6.2

電源を入れた直後にフロッピーディスクを入れ、ハードディスクからではなく、フロッピーディスクから立ち上げることが必要な98DOSゲームも少なからず存在します。

また、メモリが足りず、ハードディスクから立ち上げる場合も有効な方法です。これを行うには「起動ディスク」を作成する必要があります。 

起動ディスクを作成するには「システム付きフォーマット」をしなければいけません。その方法を説明します。

DOSを立ち上げます。Windowsの方は「MS-DOSで再起動」します。MS-DOSコマンドライン(A:>)の画面になりましたら、内容を消去してもよいフロッピーをドライブに入れ、

FORMAT C: /S

と打ちこみ、リターンします(Cはフロッピードライブですので、各自読み替えてください)。これでシステム付きフォーマットが始まります。

ゲームの実行まで

魔導物語1-2-3

「カレントドライブ、またはカレントディレクトリをゲームディレクトリに移動してください」と書いてあるマニュアルがほとんどです。

DOSでは、今いるディレクトリの中に保存されているプログラムしか実行できないため、ゲームのインストールされたディレクトリまで移動した後、ゲームプログラムを起動しなければいけません。たとえば、Aドライブにいたまま、Bドライブのプログラムを実行できないのです。

ここは、例を用いて説明します。今、Aドライブの「98」ディレクトリにいるとします。ゲームのディレクトリはBドライブの「GAME」ディレクトリ。ここまで移動してゲーム実行プログラム「ABC」を起動しようと思います。

まず、Aドライブの「98」ディレクトリからAドライブのルートディレクトリに移動します(ルートディレクトリとは、そのドライブの一番上のディレクトリのことです)。現在、プロンプトは「A:\98>」と表示されています。

CD ¥

と打ちこみ、リターンです。すると、プロンプトが「A:>」となり、移動できたことがわかります。次に、Bドライブに移動します。

B:

と打ちこみ、リターンするとプロンプトが「B:>」となり、Bドライブに移動できました。次に、ルートの一つ下、「GAME」ディレクトリに移動します。

CD GAME

と打ちこみリターンすると「B:\GAME>」となり、移動できました。あとはこのディレクトリにある「ABC」を起動します。これはそのまま

ABC

でリターンです。ゲームが始まります。

バージョンエラーを回避

古い98DOSゲームの中には「MS-DOS3.3xで起動してください」とのメッセージが出る場合があります。私自身、「MS-DOS5.0で起動してください」とのメッセージは見たことありませんが、もしかしたらあるかもしれません。

これを解決するにはSETVERコマンドを利用します。まず、config.sysに以下の行を追加します。DOSから起動している方は各自DOSのインストールされているフォルダを読み替えてください。

(WindowsのDOSプロンプトの場合)

DEVICEHIGH=A:¥WINDOWS¥SETVER.EXE

(DOSから起動している場合)

DEVICEHIGH=A:¥DOS¥SETVER.EXE

そして、コマンドプロンプトから

SETVER ファイル名 n.nn

と入力します。ファイル名には対象となるゲームのプログラム名、n.nnには通知するDOSのバージョンを入れます。これでバージョンエラーを回避できます。

config.sys内デバイスドライバは常に必要ですが、実行コマンド(コマンドプロンプトからの入力)は一回やれば、再起動後は実行コマンドを打たなくてもバージョンチェックは外れています。

setverなのですが、あれは起動ドライブのio.sysに情報を書き込むようです。ですが、確認した中では「ぽっぷるメイル」だけはこの技が使えません。実行コマンド全てに「4.00」(MS-DOS3.3は4.00でチェックします)しても起動途中で止まるのでその対処法です。

  1. バックアップをとる。wizard等無くてもとる。
  2. バックアップした全フロッピーにあるすべての実行ファイルに「vset(ベクターのHPやフリーソフトpack20000等で入手。実行コマンドその物にパッチを当ててバージョンチェックつぶすツール)」で4.00にバージョンをあわせてパッチをあてる。
  3. バックアップFDで普通にインストール。これでハードディスクにインストールできます。

起動時チェックはオリジナルFDでいいと思います。

ゲーム画面がおかしい

この問題のほとんどの場合、画面が上下に2分割されたような状態だと思います。これは「GDCクロック」という、昔のゲームには対応していないシステムのせいで起こります。

これを解消するにはまず、「HELP」キーを押したまま電源を入れます(「HELP」キーは設定画面が出るまで押しっぱなしにします)。そして設定画面が出たら、「GDCクロック」という項目を探してください。

「GDCクロック」が5MHzになっていると思います。これを2.5MHzに設定しなおしてください(ディップスイッチ2-8をOFFにする)。そして「ESC」キーを押して設定を終了してください。

これでゲーム画面は正常に戻ると思います。これでも戻らない場合はバグの可能性があります。

ゲームが速すぎる

メモリチェック

これは最近(?)のマシンでよく起こります。昔のゲームを後期のマシンでプレイした場合、処理が早すぎてゲームが早すぎる場合があります。

アドベンチャーやRPG、シミュレーション等では問題無いのですが、シューティングやアクションでは問題ですね。これを解消するにはCPU速度を落とさなければいけません。

まず、「HELP」キーを押したまま電源を入れ設定画面を出します。そして、「CPU」という項目を探してください。ありましたか?

マシンによっては無い場合があります。その場合は残念ですがあきらめてください。(CPUを遅いものに置換するという裏技もあります(苦笑)

ある場合は「high」設定を「middle」または「low」に変え、終了してください(ディップスイッチ3-8をOFFにする)。これでかなり遅くなるはずです。そのゲームを終えたらまた戻しておいてください。

ゲームの音が出ない

東方怪綺談
「東方怪綺談」では、いわゆる旧作のBGMをすべて聞くことができます

PC-98に搭載されている、あるいは増設用に発売されている音源は3種類あります。

1つ目に、標準FM音源と呼ばれるもので、増設ボードでは「PC-9801-86(86ボード)」にあたります。この音源はPC-9821(最初の98Multi)から搭載されたもので、26FM音源(PC-9801-26K)の上位互換であるため、どのような98DOSゲームの音も出すことが可能です。最大発生音数はFM6音+リズム3音+SSG3音です。

2つ目に、拡張FM音源と呼ばれるもので、これは「PC-9801-118」というボードで発売されています。この音源はWindows専用音源で、98DOSでは使うことができないため、この音源を搭載した機種では98DOSゲームの音が出ません(PCM音(人の声など)は86音源と互換があるため再生可能です。)。ちなみに最大発生音数はFMが最大20音です。

最後に、エンハンスドFM音源と呼ばれる音源があります。これは上記2つの音源を併せたものであるので、WindowsとDOSの両方で音を出すことが可能です。

以上より、98DOSゲームで音が出るか出ないかは、自分のマシンの音源によって変わることが分かります。以下に表にまとめてありますので、ご確認下さい(最近の機種・デスクトップのみ紹介しています)。

表にない機種につきましては、パソコンの説明書に記載されている「機能仕様」の「音源」欄をご覧下さい。

たとえば、NECバリュースターシリーズなどの拡張FM音源を搭載している機種では、98DOSゲームのFM音は鳴りません。

拡張FM音源搭載機種、または音源を搭載していない機種で98DOSゲームの音が出るようにするには、標準FM音源ボード(PC-9801-86(86ボード))を実装してください。

機種搭載FM音源98DOSゲームでの使用
X-MATE / R-MATEなし不可
CanbeエンハンスドFM音源
ValueStar (V233/V200/V166)拡張FM音源不可(PCMのみ可)

CD-ROMドライブを動かすには

DOSゲームにはCD-ROM媒体のものもありますが、98DOSでCD-ROMを動かすにはちょっとしたコツが必要です。WindowsのDOS窓やDOSモードではCD-ROMドライバが組み込まれているため、使えます。

DOSで立ち上げた場合は以下のような環境設定をしなければなりません。

まず、接続されているCD-ROMドライブをパソコンがコントロールできるように、デバイスドライバを組み込む必要があります。このドライバはMS-DOS6.2についています。

NEC PC98 CD ROM Drivers [NECCD.SYS]: Internet Archive

以下のようにコンフィグに登録してください。

コンフィグ(CONFIG.SYS)をメモ帳などのテキストエディタで開き、以下の行を挿入します。

DEVICE=NECCD.SYS /D:CD_101

パラメータはそれぞれ違いますので、説明書等を参照してください。この例では”CD_101”というデバイス名をつけています。

次に、CD-ROMエクステンションを組み込みます。こちらもMS-DOS6.2についています。以下のように登録してください。

自動起動バッチファイル(AUTOEXEC.BAT)をコンフィグと同様にテキストエディタで開き、以下の行を挿入します。

MSCDEX.EXE /D:CD_101 /L:Q

コンフィグで組み込んだデバイス名(この例では”CD_101”)を記述してください。これを間違えると、パソコンがCD-ROMドライブを発見できません。また、パラメータの”L:Q”はCD-ROMを割り当てるドライブ名を示しています。この場合はQドライブです。

すべての作業が完了したら、リセットしてください。設定が正しければ、「CD-ROMドライブが使用可能です」や「CD-ROMエクステンションを組み込みました」などのメッセージが表示されます。

ゲームが動かない(メモリ不足)

メモリ不足

これにはいくつかの原因が考えられますが、一番最初にくるのはやはり「メモリ不足」でしょう。メモリ問題はDOS環境において最も重視しなければいけない問題です。

まず、「メモリ不足」の指すメモリとは何のことを言っているのでしょうか。メモリはよく人間の記憶容量に例えられますが、まさにその通り、コンピューターの記憶容量のことです。

コンピューターはHDDから読み取ってきたデータをメモリに記憶します。そうして初めてそのデータを処理できるのです。

じゃあ、メモリ不足なんてメモリを増設すれば解決じゃないか。と思われるかもしれません。しかし、人間の記憶容量はいくら頑張っても増えるものではありません。

同様にコンピュータのメモリ(ここではメインメモリを指します)も増設では増えません。詳しくは専門書に譲り、ここでは直感的な説明をすることにします。

パソコンを起動するとき、まずメモリチェックが入ります。「640+・・・・・KB OK」という、あれです。この「・・・・・KB」はそれぞれのパソコンで違いますが、この部分が増設メモリです。

メモリ不足のメモリ(メインメモリ:コンピュータの記憶容量)は「640」のほうなのです。この部分は増やすことができません。人間の記憶容量にあたります。そして、増設で増やすことのできるメモリ(増設メモリ)はいわば手元にある計算用紙です。

じゃあ、増設しても意味が無いのか、というと、そんなことはありません。人間は頭の中に入らないとき、どうしますか?そう、手元にある紙に書き留めておくでしょう。

手元にある紙に書きとめ、必要なときに頭の中にもどして計算すればいいのです。それと同じです。メインメモリの内容を増設メモリに移し、必要なときにメインメモリに戻せばいいのです。

その方法はコンフィグと呼ばれる、コンピュータが起動するときに見る仕様書に書きこむのです。これはMS-DOS6.2の説明書に詳しく書いてあります。そちらをご覧下さい。

ポイントはUMBの使用と、ハイメモリエリアの効率的な使用です。(MS-DOS6.2にはメモリ管理用アプリケーション「MemMaker」が添付してあります。)

どのくらいメモリをあければいいのかということですが、これはゲームによって必要とするメモリの量が違います。大抵のゲームは550KBあれば動きますが、まあ、580KBあれば安心でしょう。

参考までに、私の98では、現在600,336バイト(約600KB)の空きメモリがあります。今までメモリ不足で動かなかったゲームはありません。もちろん、メモリ不足以外の点では動かなかったことがありますが。

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PC-9801ゲーム対応機種一覧表

ここでは、今までに発売されたPC-98シリーズ、PC-98互換機シリーズについて、98DOSゲームがプレイ可能かどうかを掲載しています。なにぶんにも種類が多いですので間違いも多数あるかと思います。

現在1991年12月発売分までの98を表にしています。これ以降の98は細分化され、数が異常に多いため表化を見合わせています。

発売機種名定価・円98DOSゲーム可否備考
1982年10月PC-9801298,000不可初代PC-9801。
1983年10月PC-9801F1328,000不可漢字ROM、FDD1基標準搭載。
 PC-9801F2398,000不可F1のFDD2基版。
1983年11月PC-9801E215,000不可FのFDDなし版。
1984年10月PC-9801F3758,000不可HDD搭載。
1984年11月PC-9801M2415,000不可2HDFDD搭載。
1985年2月PC-9801M3838,000不可 
1985年5月PC-98XA model1575,000不可ハイレゾのみ。
 PC-98XA model2695,000不可ハイレゾのみ。
 PC-98XA model31,035,000不可ハイレゾのみ。
1985年6月PC-9801U2298,000不可トランスポータブルパソコン。
1985年7月PC-9801VF2348,000不可 
 PC-9801VM0295,000増設すれば可能FDD非搭載。メモリ・色数不足。
 PC-9801VM2415,000増設すれば可能メモリ・色数不足。
1985年10月PC-9801VM4830,000増設すれば可能メモリ・色数不足。
1986年5月PC-98XA model11495,000不可ハイレゾのみ。
 PC-98XA model21575,000不可ハイレゾのみ。
 PC-98XA model31865,000不可ハイレゾのみ。
1986年7月PC-9801UV2318,000増設すれば可能 
1986年10月PC-9801VX2433,000可能98DOSゲームの最低ライン。
 PC-9801VX4693,000可能 
 PC-98LT model1288,000不可ラップトップ型。98との互換なし。
1986年11月PC-9801VM21390,000不可 
 PC-9801VX0353,000増設すれば可能FDD非搭載。
 PC-98LT model2238,000不可 
1986年12月PC-9801VX4 modelWN730,000可能Windowsプリインストールモデル。
 PC-98XL model1495,000不可 
 PC-98XL model2575,000不可 
 PC-98XL model4835,000不可 
1987年4月PC-286 model0357,000一部可能EPSON製98互換機。動かないアプリも。
1987年6月PC-9801UV21318,000可能 
 PC-9801VX01353,000増設すれば可能FDD非搭載。
 PC-9801VX21433,000可能 
 PC-9801VX41630,000可能 
1987年8月PC-9801VX41 modelWN658,000可能 
1987年9月PC-286U248,000可能 
1987年10月PC-9801UX21348,000可能 
 PC-9801UX41545,000可能 
 PC-98LT model11238,000不可ラップトップ型。98との互換なし。
 PC-98XL2(ダブル)988,000可能ハイレゾ・ノーマル変更可。
 PC-286V298,000可能 
1987年11月PC-98LT model21288,000不可ラップトップ型。98との互換なし。
1988年3月PC-9801LV21345,000可能ラップトップ型。
 PC-9801UV11265,000可能 
1988年4月PC-9801CV21355,000可能10インチディスプレイ一体型。
1988年8月PC-9801RA2498,000可能 
 PC-9801RA5736,000可能 
1988年9月PC-9801RX2398,000可能 
 PC-9801RX4566,000可能 
 PC-286VE298,000可能 
1988年10月PC-286X438,000可能 
1988年11月PC-9801LS2628,000可能 
 PC-9801LS5866,000可能 
 PC-9801VM11328,000可能 
 PC-98LT model22288,000不可 
1988年12月PC-286US268,000可能 
1989年2月PC-9801LV22378,000可能 
 PC-98RL model2735,000可能 
 PC-98RL model5970,000可能 
 PC-286VS388,000可能 
 PC-386598,000可能 
1989年4月PC-9801ES2448,000可能 
 PC-9801ES5638,000可能 
 PC-9801EX2348,000可能 
 PC-9801EX4488,000可能 
 PC-9801LX2448,000可能 
 PC-9801LX4588,000可能 
 PC-9801LX5638,000可能 
1989年6月PC-98DO(ドゥー)298,000可能98モードと88モードを持つ。
 PC-286VF298,000可能 
1989年8月PC-9801LX5C748,000可能 
1989年9月PC-386V498,000可能 
1989年10月PC-9801FE2119,000可能 
 PC-9801RX21338,000可能 
 PC-9801RX51508,000可能 
 PC-286NOTE executive 不明 
1989年11月PC-9801N248,000可能愛称「98NOTE」
 PC-9801RA21498,000可能 
 PC-9801RA51668,000可能 
 PC-9801RS21398,000可能 
 PC-9801RS51568,000可能 
1990年1月PC-H98 model70-002995,000可能愛称「Hyper98」
 PC-H98 model70-1001,680,000可能 
 PC-286VX348,000可能 
1990年2月PC-9801T modelW2548,000可能 
 PC-9801T modelW5758,000可能 
 PC-286NOTE F 可能 
 PC-386M328,000可能 
1990年4月PC-386VR348,000可能 
1990年5月PC-286BOOK 可能 
 PC-286VG268,000可能 
1990年6月PC-9801NS298,000可能 
 PC-9801NS-20448,000可能 
 PC-9801T modelF51,150,000可能 
 PC-386LSC 可能 
1990年7月PC-9801T modelS5850,000可能 
 PC-386LSR 可能 
1990年9月PC-98RL model21700,000可能 
 PC-98RL model51860,000可能 
 PC-H98 model1002,150,000可能 
 PC-H98 model60-002835,000可能 
 PC-H98 model60-040995,000可能 
 PC-H98 model60-1001,500,000可能 
 PC-H98U model1002,150,000可能 
 PC-H98U model60-002835,000可能 
 PC-H98U model60-040995,000可能 
 PC-H98U model60-1001,500,000可能 
 PC-286C168,000可能愛称「PC CLUB」。
 PC-286LP 可能 
1990年10月PC-98DO+(ドゥープラス)278,000可能98モードと88モードを持つ。
 PC-98HA198,000不可愛称「HANDY98」。98との互換なし。
1990年11月PC-9801DX modelU2318,000可能 
 PC-9801DX modelU5468,000可能 
 PC-9801DX2318,000可能 
 PC-9801DX5468,000可能 
 PC-9801NV248,000可能 
 PC-386LSX 可能 
 PC-386NOTE A 可能 
1990年12月PC-386G 可能 
 PC-386S498,000可能 
1991年1月PC-9801DA modelU2448,000可能注1
 PC-9801DA modelU5598,000可能注1
 PC-9801DA2448,000可能注1
 PC-9801DA5498,000可能注1
 PC-9801DS modelU2358,000可能注1
 PC-9801DS modelU5508,000可能注1
 PC-9801DS2358,000可能注1
 PC-9801DS5508,000可能注1
1991年2月PC-9801DA modelU7698,000可能注1
 PC-9801DA7698,000可能注1
 PC-9801UF218,000可能 
 PC-9801UR218,000可能 
 PC-9801UR/20348,000可能 
1991年3月PC-386BOOK L 可能 
 PC-386S-UST 可能 
1991年4月PC-9801NV(B)278,000不明 
 PC-9801NV(P)278,000不明 
1991年5月PC-H98S model8-002548,000可能H98だがノーマルモードのみ。
 PC-H98S model8-040698,000可能H98だがノーマルモードのみ。
 PC-H98S model8-100798,000可能H98だがノーマルモードのみ。
 PC-H98S modelU8-002548,000可能H98だがノーマルモードのみ。
 PC-H98S modelU8-040698,000可能H98だがノーマルモードのみ。
 PC-H98S modelU8-100798,000可能H98だがノーマルモードのみ。
1991年6月PC-9801NS/E278,000可能 
 PC-9801NS/E20378,000可能 
 PC-9801NS/E40418,000可能 
 PC-386NOTE W 可能 
1991年7月PC-9801T modelF51850,000可能 
 PC-9801T modelF71950,000可能 
 PC-9801T modelW7750,000可能 
 PC-386GE298,000可能 
 PC-386GS398,000可能 
1991年9月PC-286VJ 可能 
1991年10月PC-9801CS2398,000可能 
 PC-9801CS5548,000可能 
 PC-9801NC598,000可能 
 PC-9801NC40738,000可能 
 PC-386BOOK LC 可能 
1991年11月PC-9801CS5/W675,000可能 
 PC-98GS model1698,000可能 
 PC-98GS model2828,000可能 
 PC-386NOTE AE 可能 
 PC-386P268,000可能 
1991年12月PC-H98 model80-002580,000可能 
 PC-H98 model80-040730,000可能 
 PC-H98 model80-040W820,000可能 
 PC-H98 model80-100830,000可能 
 PC-H98 model90-002895,000可能 
 PC-H98 model90-0401,045,000可能 
 PC-H98 model90-1001,145,000可能 
 PC-H98 modelU80-002580,000可能 
 PC-H98 modelU80-040730,000可能 
 PC-H98 modelU80-040W820,000可能 
 PC-H98 modelU80-100830,000可能 
 PC-H98 modelU90-002895,000可能 
 PC-H98 modelU90-0401,045,000可能 
 PC-H98 modelU90-1001,145,000可能 
 PC-386BOOK LX 可能 
注1.PC-9801DAシリーズはスペックなどが大幅に変更されたため、それ以前の98DOSゲームが起動しない場合がある。当時、起動しないゲームでは「DA対応版」が発売された。
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